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種族事情 #71
漫画「衣類事情2」
漫画で「衣類事情2」です。

この世界では、自分の体毛で作るオーダーメイドの衣類があり、
色々な利点もあってとても人気のようです。

以下雑記です

獣人には人間にない豊富な体毛があります。

その豊富な体毛を利用して、服などの衣類を仕立てる職業のことを
『テーラー(仕立屋)』と言い、獣人たちに人気の職業となっています。

なぜ獣人に人気かというと、単純に体毛を蓄えてるのが獣人だからというシンプルかつ強い理由です。
獣人の服を仕立てるのに自分自身が獣人というアドバンテージはとても大きいはずですからね。

そのせいかわかりませんが、人間で仕立屋に就く人が少なく、業界では8割以上が獣人や半獣人であり、人間は2割を切るそうです。

そしてまたそこで、ちょっとした問題があるのですが…

仕立屋には資格が必要なく
仕立てに必要な体毛を採取する職業
「採毛師」には資格が必要という点です。

直接人体に施術するからでしょうか。

決してそういう理由ではないのですが、仕立てにおいて、採毛師もとても重要な職業ですが、雰囲気として縁の下の力持ちのような立場に置かれがち、しかも資格が必要と言うことで敷居も高い。

それに加えて獣人の方が仕立屋になりやすいというのもあり、
採毛師には人間、または半獣人の方が割合が多いそうです。

仕立屋になりたかったが、人間という立場のため採毛師を目指したという声も少なくありません。

このような時代の流れというのは、数年前まではありましたが、今では身体的特徴を押し付けるような世論は形成されていません。

なので一昔前よりは、人間でも仕立屋になりやすい…という状況ではある物の、明確に獣人が仕立屋になるというアドバンテージがあるため、そこ又難しいところですね。

しかし、それでも第一線で活躍する仕立屋には人間が沢山いるので努力でどうにでもなる界隈というのもまた面白い所です。

世間では、世界的な女優が被災地への募金のために自分の毛を使った服をオークションに出品したようです。

落札額は億を超えチャリティーとしては大成功。

いろんな面を持つ「テーラー(仕立屋)」という職業はとても興味深いですね。

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